SAKE-China とは
「SAKE-China」は、日本と中国の食品関連団体が主催する「一般の中国人が日本酒の評価を行う」中国で最初で最大級のコンテストです。
中国での和食の普及が始まってから既に20数年の年月が過ぎました。全世界的な和食ブームは中国でも同様で、富裕層を中心とした健康志向の人々が裾野を広げ、現在では若者のファッションの一部として和食が取り上げられるようになってきています。また昨今、各地における和食店の出店数が目覚ましく増加したことにより、日本酒の普及は中国全域への広がりを見せております。
そこで今回、中国全土の方々に幅広く日本酒の本当の美味しさを伝え、更には、中国人に本当に合う日本酒を探し、それを楽しんで飲んでいただく機会を広げる目的で「SAKE-China」を開催することに致しました。
「SAKE-China」は、従来のコンテストのように日本人や専門家を中心に評価してもらうのではなく、中国人のみに評価を求め、それも出来るだけ次世代の市場を担う消費者に近い人たちに評価をしてもらう方法を実施致します。また、中国は大変大きな国ですので、各地域で嗜好する料理や味覚の方向性も大きく異なることから、まず今年は北京で始め、徐々に各地域毎での評価というものも取り入れて行きたいと考えております。
「SAKE-China」により、中国人が好む日本酒の傾向が明らかになることにより、出品される日本の酒造メーカーの方々がその指標を今後の酒造りの際に活用していただき、結果として中国人が好む日本酒が多く流通することで、最終的には中国における日本酒の消費拡大につながると確信しております。
「SAKE-China」は、ご賛同いただける多くの中国の方々、そして日本の酒造メーカーの方々と共に、中国における中国の方のための日本酒文化の発展を目指してまいります。
SAKE-China実行委員会